江藤農林水産大臣が先週金曜日に発表した政府備蓄米の放出、放出量は21万トンとされた。この21万トンという数字は、JAなど集荷業者が農家から去年買い集めた米の量が前の年から21万トン下回っているため。去年の米の収穫量は前の年より18万トン増えているがJAが米をなかなか買い集められない理由についてあるコメ農家はJAが提示する買取価格が民間業者に比べて安いためだという。江藤大臣は、初回の放出について来月半ばに15万トンの引渡しを始め、1週間程度で卸売業者に売り渡され、その後数日から1週間程度でスーパーの店頭に並ぶとの見通しを示している。