県開発ぶどう「神紅」の収穫始まる。神紅は島根県が2017年に開発し、ブランド化を進めるぶどうの品種で、大粒の実は種がなく赤い皮ごと食べられるのが特徴。出雲市大社町では農業用ハウス4棟で栽培していて、ことし最初の収穫作業が始まった。スタッフたちは実をハサミで切って絞った果汁の糖度を測り、出荷基準の20度を超えていることを確認して房ごと収穫していた。神紅は地元のJAを通じて東京や関西の百貨店などに贈答用として出荷され、去年は高値で1房1万円以上で販売された他、香港などに輸出されたという。この農園では収穫は8月上旬まで続き、約2000房の収穫を見込んでいる。