集まってくれたのは様々な世代や背景の4人。フリーライター・小檜山青さん。賃金格差をとりわけ受けているのは就職氷河期世代だと感じている。結婚した時にキャリアの断絶を経験した伊藤希美さん。「虎に翼」でも寅子が妊娠したとき恩師から「仕事をしている場合ではない」と声をかけられるシーンがあった。コンサルティング会社に勤務する中山桃子さん。社会からの無言の圧を日々感じているという。会社員の鈴木彩香さんは子どもを産まない人生を選択したいと考えている。しかしその気持を周囲になかなか言えない。「子どもを産まない選択」について鈴木さんは新聞に投書したことがある。するとSNSで心無い言葉を受けた。夫の転勤で一度、キャリアの断絶を経験した伊藤さんは新たな仕事に就き子育てとの両立に追われるなかで保育園で0歳児は5時までしか預かってもらえないルールがあり署名活動・議員を回るなかで疲れ夫から「そんなに疲れるんだったら、その活動やらないで」と言われたことがある。「夫は被らないから自分ごとじゃないとショック」などと語った。女性たちに降りかかる様々な「はて?」。