きょうの経済視点。大槻さんは「『人』中心の“人への投資”」をポイントにし、今季から企業が1人の投資についての開示が義務付けられたことから、企業としては汎用性の高い技術をつけるとそのまま転職する可能性があることから個人個人がすすめるべきというのが“人への投資”につながる。そのため、個人が何を身につければ収入が得られるのかなどを見える化することや、政府がサバティカル休暇などを制度化する必要があるとコメント。村松さんは「逆金融→逆業績→(金融)→業績→逆金融・・・」などと金融のサイクルをポイントとし、FRBの急激な利上げとなると逆金融相場になり、続くと景気が悪くなり逆業績相場になり、景気が悪くなるためFRBが利下げをしそれにより景気が回復するというサイクルを繰り返すと解説。今はアメリカの経済が予想以上に強い中でS&P500採用企業の業績見通しから4-6月期が底でマイナス8%くらいの減益だが来年になると2ケタ成長となっており、逆業績相場から金融相場を飛び越え業績相場になり、インフレが鈍化するにつれ金融相場が後からついてくるサイクルとなる可能性があるなどと解説した。また、村松さんは、この状態になると強い株がもっと強くなり、強くなかった株が底上げされるため都合のいい2極化が起こりうる、米国株を持っていないことがリスクになるサイクルだなどとのべた。