アメリカ 商品先物取引委員会(CFTC)の9日時点のデータによると、ヘッジファンドなど投機筋の売買動向を示す「非商業部門」の米ドルに対する円の売り越し幅は16万2151枚と、2007年6月以来約17年ぶりの高水準となった。投機筋による日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが加速している。米国では、3月の雇用統計などが市場予想を上回る強い結果を示し、労働市場の堅調さやインフレの長期化が意識され、FRBの早期利下げ観測が後退している。(日経電子版)
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