ピクテ・ジャパンシ・大槻奈那さんの経済視点は「DOGE・新たなガバメントのガバナンス」。大槻さんは「先週金曜日、財政制度審議会というところで来年の予算に関する提言の権利が発表され140ページにもわたる対策だが、ぜひちょっと見ていただきたいと思っている。マスク氏がもしこれで今までとは違う形で切り込めるのであれば財政健全化を図れる新しい形として世界的に注目を集めるのではないか」などと述べた。第一生命経済研究所・藤代宏一さんの経済視点は「裏トランプトレード」。藤代さんは「一般的にトランプトレードというと株高、金利上昇、ドル高円安。一方でトランプ政権はエネルギー生産をかなり積極的に進めていく方針なので米国の産油量が増加して原油価格が下がる、これはディスインフレ、インフレを殺す要因になるので金利低下、それからドル安の色もあると思う。1月大統領に就任して以降というのはFRBに対して利下げを要求して景気とそして株価に追い風を吹かせようとしてくることも十分に考えられるので、金利上昇、ドル高というきれいな関係にはならないと思っている。株に対してもPERが高い状態にきているので減税が要求どおりにならないと株安のリスクもある」などと述べた。