きょう発売の「週刊文春」で松本人志さん側からの訴状を誌面で公開し、反論している。記事によると被害を訴えたA子さんが告発した経緯について、A子さんは2015年冬、性被害を受けて以来自分を責めて忘れようと努力していた。2017年以降、世界的に性被害を訴える「#MeToo」運動が拡がりを見せるなか、日本での芸能人による不倫報道を知り「私が松本さんから受けた行為はもっと問題じゃないか」と感じた。「さらなう被害者が増え続けてしまう」と思い告白を決意。2020年7月はじめて文春の取材に応じたという。3年半前となる2020年7月、週刊文春は初めてA子さんを取材。その後も度々取材を重ね、B子さんにも取材を行なったという。去年12月22日、文春は品川駅で松本さんに直接取材をした。翌日吉本興業に事実確認の質問状をメールで送ったということだが、24日の期日までに回答はなくその後吉本興業から電話で「すみません。“期日までに回答がなかった”というのが回答になります」と連絡があったそう。松本さんが発行元の「文藝春秋」を提訴したのが先月22日。訴状が届いたのが今月15日。第1回口頭弁論は来月28日の予定。松本さん側は訴状で「客観的証拠は存在しない、極めて杜撰な取材活動」としているが文春側は反論している、などと伝えた。
裁判の3つのポイントは「公共性・公益性」「真実性」「真実相当性」。松本さんの訴状では松本さん側が「公共性・公益性」を認めた形に捉えられる可能性がある。弁護士によると供述や証言は客観的証拠にならないという。週刊文春は証言を裏付けるためにいろいろな確認をしたとしているが、内容をみた野村さんは「供述内容そのものに合う証拠ではなく弱い。結局は証言の信憑性が争点になる。」とコメントした。嵩原さんは「ここまでで上がっている内容で性的行為の強制があったとは認定できない。今後また情報があがってくるのではないか」と話した。野村さんは「刑事裁判ではようやく暴力的な強制がなくても同意無しでの行為自体が違法性があるものとして認識されるようになってきた。」などと言うと、嵩原さんは「これは8年前の事件なので今の認識をあてはめることはないと思われる」と答えた。
裁判の3つのポイントは「公共性・公益性」「真実性」「真実相当性」。松本さんの訴状では松本さん側が「公共性・公益性」を認めた形に捉えられる可能性がある。弁護士によると供述や証言は客観的証拠にならないという。週刊文春は証言を裏付けるためにいろいろな確認をしたとしているが、内容をみた野村さんは「供述内容そのものに合う証拠ではなく弱い。結局は証言の信憑性が争点になる。」とコメントした。嵩原さんは「ここまでで上がっている内容で性的行為の強制があったとは認定できない。今後また情報があがってくるのではないか」と話した。野村さんは「刑事裁判ではようやく暴力的な強制がなくても同意無しでの行為自体が違法性があるものとして認識されるようになってきた。」などと言うと、嵩原さんは「これは8年前の事件なので今の認識をあてはめることはないと思われる」と答えた。