ウクライナの首都キーウで行われていたのは日本のアニメソングのコンサート。戦火の中にあっても日本の最新漫画やアニメが配信されている。コンサートに参加したアローナさんは父と祖父母を残してキーウに避難してきたが、前日の夜に父のお店が焼けてしまったという。このコンサートで「進撃の巨人」が流れた時、現実とすごく似ていると感じ、中でも主人公・エレンが巨人を殲滅することにとらわれていた自分を問い直すシーンが心に響いたという。この物語に自分を重ねることで同じ問題を抱えた人と対話をしているような感覚をおぼえる、すごい力があると語った。