中国ではあす旧正月・春節を迎える。90億の人が移動するとの予測もあり、日本の旅行にも異変が起きている。大気汚染や爆発事故や火災などが多発した影響で近年禁止されていた春節の風物詩である花火・爆竹の使用が緩和され、中国国内は早くも年越しムードになっている。去年の年明けには規則を破って花火を打ち上げる若者が現れ、一部が暴徒化したため市民から花火解禁を求める声が高まり、中国政府は一部地域で規制を緩和したという。先週金曜日には気温が氷点下であるのにも関わらず、川岸には大勢の市民が集まり流行っているという機関銃型の大筒の花火などを上げた。この花火・爆竹の規制緩和の裏には習近平政権のある思惑が潜んでいるという。
春節のもう一つの風物詩は日本を訪れる中国人観光客の“爆買い”。東京・銀座を訪れていた上海からの観光客は日本ですでに160万円ほど使ったと話した。しかし日本への団体旅行は例年の1/4程度で、人気の旅行先は中国東北部にある気温-30℃の極寒の街だという。
春節のもう一つの風物詩は日本を訪れる中国人観光客の“爆買い”。東京・銀座を訪れていた上海からの観光客は日本ですでに160万円ほど使ったと話した。しかし日本への団体旅行は例年の1/4程度で、人気の旅行先は中国東北部にある気温-30℃の極寒の街だという。