去年10月、住宅街に入り込み行き場を失った子グマが川に落ちて流されるなど、人里を彷徨う姿も多く見られるようになっていた。一方で対策の本拠となる生息頭数の把握は都道府県毎に手法・頻度が異なっており正確なデータの乏しさが課題となっていた。秋田県の近藤は第一線で活躍する専門家たちに助言を求めていた。旭川市の旭山動物園に2年ぶりに訪れた池上は以前自身で保護した子グマに会いに来ていた。池上の依頼を受けて子グマを園内に受け入れる決断をした元園長の坂東は、駆除対象のクマは北海度を象徴する動物でもあり、そのすばらしさを知ってもらうためにも引き受けたなどと伝えた。池上は自分自身もクマは大好きであるが、駆除しなくて良いことにはならず、一方で殺さないで住むなら殺さないのだと告げた。新得町のベア・マウンテンにはクマに冬眠を促す施設があり、園長の坂出はすぐには山にはクマが、街には人が暮らす棲み分けは出来ないと思っているなどと話した。壊れてしまった境界線のその先で、まもなくクマたちが目を覚ます。
住所: 北海道江別市文京台緑町582
URL: http://www.rakuno.ac.jp/
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