きょうのテーマは「地方創生と東京一極集中の是正」。石破総理大臣は就任後、総裁選で掲げていた「アベノミクスの継承」に関しては封じてるが、「地方創生」は後退させずにいる。野村総研・木内登英さんは、各都市1人当たりGDPとその全国比のグラフを紹介。現在は東京の生産性が落ちてきてしまってるということが言える。東京は人口が集中しすぎて臨界点を超えて、むしろ生産性が下がる局面に入ってしまったのではないか。1人当たり生産性上昇率のグラフを紹介。2015年6年以降は一貫して東京都の生産性上昇率が下振れてきている。人が集まりすぎると人が使える社会資本が不足してしまっている。ここら辺が生産性の下振れにつながっている面があるのではないか。1人当たり社会資本ストックのグラフを紹介。90年代半ばまでは、東京とその他の道府県は足並みを揃えていた。2000年あたりから東京は人口が集中しすぎたため下がってる。一方で、他の道府県は増えてる。特に2015年から2020年の間は差が大きく広がってきてる。この状況を改善するためには、人が東京に集中しないように地方に人や企業が移っていくのが望ましいなどと解説した。