プロ21年目のダルビッシュ有投手(38)。2005年に日本ハムでキャリアをスタートさせるとたちまちリーグを代表するエースへと成長。日本球界で93勝をあげると2012年から舞台をメジャーに移し、日本人最多タイとなる日米通算203勝を積み上げた。そのダルビッシュがきょう新たな歴史を刻む。今月右肘のけがから復帰したもののここまでは本来のピッチングを披露できていなかったが、これまでの4度の登板とは見違えるほどの姿を見せた。変幻自在の「ダルビッシュ劇場」は続き打たれたヒットはわずか2本。7回を投げ7奪三振無失点と圧巻の内容で今シーズン初勝利。歴代最多となる日米通算204勝の大偉業をあげた。
