沼津市は本年度からプールの実技指導を廃止している。沼津市では、17の中学校で水泳の授業を廃止。かさむ維持管理費の問題もあるという。沼津市立第五中学校では、プールの修繕費は1000万円、年間の維持費は100万円。小学生で実技をある程度習得しているという考えもある。来月あkらは実技にかえて水難事故の対処法などの座学を取り入れる方針だ。ある学校の調査では、水泳授業を実施した学級の生徒4392人のうち36パーセントが水泳授業を欠席。例えば、水着姿になりたくないという声も。水泳は体験なくして習得することは不可能だという日本水泳連盟の鈴木大地会長の声もある。原田学園スイミングスクールの牧さんは、民間委託という試みで、鹿児島市の学校から実技指導を依頼されたという。学校から専用バスで移動。4人のインストラクターが実施している。費用は市が負担する。少子化や猛暑という問題もある。屋外プールの維持や働き方改革という観点からも、民間の利用も選択肢のひとつだ。