新しく就任した鈴木憲和農水大臣。農水省が来年のコメの生産量の目安について、今年より減らす方向で調整していることが分かった。ことしの主食用のコメの収穫量(出典:農水省)は、去年より約68万t増の約748万tの見通し。来年の目安については711万tとする方向で最終調整。小泉前大臣がコメ制作を担った石破政権が「需要に応じた増産」を掲げていたのに対し、鈴木新大臣は「需要に応じた生産が原則」と強調。最新のスーパーのコメの価格は5kgあたり4142円。4週連続の値下がりとなったが、去年の同時期より767円高い。専門家は「(生産を減らすという)メッセージは農家への安心メッセージなのかなと感じた」という。大泉名誉教授によると、ことしの大幅な増産で、農水省はコメ不足は解消しつつあるとしたうえで、値崩れにより農家の経営に影響が出ることを防ぐための措置ではと予想する。実際にコメの生産者からは理解の声が。
