千葉県鎌ケ谷市の一連の事件では押し入られた住宅の多くが1階の窓ガラスを割られ侵入されていた。この住宅では窓の近くに割ったときに使ったと見られるコンクリートブロックが置かれていたという。NHKではセキュリティー事業を行う大手警備会社の協力を得て実験を行った。通常の窓に使われているガラスも鉄線入りのガラスも簡単に割れてしまった。そこで効果的なのが特殊なフィルムを挟み込み割れにくくした防犯ガラス。割れにくいガラスは効果が高いが、価格は高価なものだと一般的なガラスの4倍ほどするものもある。警察はフィルムを貼る方法や防犯カメラや、センサーライトの設置など複数の対策を重ねることでも防犯力は高まるとしている。