ことしで30回目を迎えた全国男子駅伝。48キロのコースを7人がたすきをつなぐ。大会4連覇を目指す長野の1区は濱口大和選手。全国高校駅伝2連覇の佐久長聖高校のメンバーが、キレのあるラストスパートでトップに立つ。しかし3区で福島にトップを譲り、7位まで順位を落とす。長野はここから高校生が底力を見せた。4区の石川浩輝選手が追い上げ4位に上がると5区の佐々木哲選手。全国高校駅伝で区間賞の実力者。2キロ過ぎで再びトップに立つ。佐々木は最後まで伸びのある走りで区間記録を20秒更新。後続に1分以上の差をつけた。このままリードを守った長野。大会新記録で史上初の4連覇を果たした。