- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 向笠康二郎
オープニング映像とオープニングの挨拶。
米国で18日、動画共有アプリの「TikTok」を使おうとしたところ、利用できないというメッセージが出てきた。アプリストアで検索してもTikTokは出てこなくなった。中国系の動画共有アプリ「TikTok」は米国でも人気で、人口のおよそ半分、1億7000万人以上のユーザーがいるとされている。一方で、利用者の情報が中国政府と共有されるおそれがあるといった指摘もあった。米国では去年法律が成立。中国の親会社「バイトダンス」が“米国での事業を売却しなければ、アプリの配信などを禁止する”とされた。しかし、親会社はこれまで売却に否定的な姿勢を示していた。状況は変わらず法律は19日に発効されるため、利用者には運用停止を知らせる通知が届いた。ただし、次の日の20日になると、トランプ氏が大統領に就任する。禁止措置に90日間の猶予を設ける考え。TikTokはトランプ大統領が協力を明言してくれたとして、ユーザーに今後の情報を待つように伝えた。さらに事業運営を巡る報道では、親会社に影響力を持つとされる中国政府が“実業家であるイーロン・マスク氏に売却することを検討している”と伝えられている。TikTokが今後、米国国内でどうなっていくのか。次期政権の判断が注目されている。
トランプ氏は20日に迫った大統領就任式に向けて、首都ワシントンへと向かった。出発を前に応じたインタビューでは、不法移民対策などを直ちに実行すると強調。署名予定の大統領令は記録的な数になるとしている。就任に当たり注目されるのが、大統領令。8年前、1期目のスタートも、初日からそれまでの政策を転換する大統領令に署名している。今回はどうなるのか。トランプ氏は18日、米国メディアのインタビューで“記録的な数になる”という認識を示した。また、これまで実施を宣言してきた「不法移民の大量強制送還」についても言及。“極めて速やかに始まる。どの都市から始まるかは言えない。実際に目にすることになるだろう”としている。ワシントンでは18日、抗議デモが行われ、移民や女性、性的マイノリティーの人などの権利を尊重するよう訴えた。米国「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、“トランプ氏が就任から100日以内に中国を訪問することに意欲を示している”と伝えた。双方の間では、中国訪問のほか“習近平国家主席を米国に招待する案も含め、対面での会談が検討されている”という。大統領就任を目の前にして、トランプ氏の動きが活発化している。
トランプ次期大統領の動向で、とりわけ注目されているのが、関税の引き上げ。“米国との貿易でもうけている外国の人々への課税を開始する”。とトランプ氏はSNSで宣言した。これまでも関税について言及してきたトランプ氏。メキシコとカナダからのすべての製品に25%の関税を。中国からの製品には、現在の関税に加えて10%の追加関税を課す方針を明らかにしている。また、日本を含む外国から輸入される製品に一律で10%から20%の関税をかけるとしている。トランプ氏の関税措置を心待ちにしている人がいる。かつて鉄鋼業の中心地だったペンシルベニア州の製鉄所で働いているブライアン・パブラックさん。去年、トランプ氏を支持するグループを仲間とともに結成した。ペンシルベニア州は去年の大統領選挙で激戦となった。中国などからの安い製品の流入で国際競争力を失う中、トランプ氏が打ち出す強力な関税措置が、鉄鋼業の再興につながると期待している。一方で、関税の引き上げを不安視する人たちもいる。バッグデザイナー・シェリル・モージーさん。バッグを手ごろな価格で販売するためすべて中国で製造してきたが、関税が引き上げられて販売価格が上がれば売れなくなると危機感を感じている。コストの増加にどう対応し経営を維持するか、頭を悩ませている。トランプ氏の大統領就任が迫る中、関税引き上げへの期待と不安が交錯している。
49万人余りが出願した大学入学共通テスト。2日目は理科と数学、それに今回から新たに加わった情報。情報はデータ活用やプログラミングの知識が問われるもので、大手予備校では、事前に公開された試作問題から、“実社会でよく使っているものについて具体的にどうプログラミングされているのかを知識と結び付ける素質や数学的なセンスが必要になる”と分析していた。共通テストを実施する大学入試センターによると、大阪府と京都府、それに新潟県の試験会場では、鉄道の遅れの影響でおよそ850人の試験開始が繰り下げられたという。テストの結果は全国838の大学などの入試に利用される予定。
岩屋外務大臣は米国のトランプ次期大統領の就任式に出席するため、きょう午前、ワシントンに向けて出発した。米国の大統領就任式に日本の外務大臣が出席するのは初めて。岩屋大臣は国務長官に起用されるマルコ・ルビオ氏との日米外相会談も調整しているほか、石破総理大臣とトランプ次期大統領との日米首脳会談を早期に実現したいという考えを伝えるものと見られる。岩屋大臣としては、会談を通じて新政権との間で日米同盟を維持強化していく方針をいち早く確認したい考え。
ことし4月に開幕する大阪・関西万博の会場の最寄り駅となる大阪メトロの夢洲駅が、けさ開業した。午前5時過ぎ、詰めかけた鉄道ファンを乗せた一番列車が夢洲駅を出発した。大阪中心部の梅田駅からの所要時間は乗り換えを含めて最短でおよそ30分で、開幕までは主に万博の準備に当たる人たちの利用が想定されているという。
ことしで30回目を迎えた全国男子駅伝。48キロのコースを7人がたすきをつなぐ。大会4連覇を目指す長野の1区は濱口大和選手。全国高校駅伝2連覇の佐久長聖高校のメンバーが、キレのあるラストスパートでトップに立つ。しかし3区で福島にトップを譲り、7位まで順位を落とす。長野はここから高校生が底力を見せた。4区の石川浩輝選手が追い上げ4位に上がると5区の佐々木哲選手。全国高校駅伝で区間賞の実力者。2キロ過ぎで再びトップに立つ。佐々木は最後まで伸びのある走りで区間記録を20秒更新。後続に1分以上の差をつけた。このままリードを守った長野。大会新記録で史上初の4連覇を果たした。
大相撲初場所は中日の八日目。綱取りに挑む豊昇龍は大関経験者の正代と対戦。正代が勝利し豊昇龍は中日で2敗、厳しい表情を見せ取材には応じなかった。
大相撲初場所、中入後の主な結果。尊富士は4連勝で7勝目、千代翔馬は初黒星で7連勝でストップ。金峰山が8連勝で勝ち越しを決める。
7連勝の金峰山は玉鷲と対戦。寄り切りで勝利し今場所勝ち越し第1号となり、取組後に目標は大勝ちしたいと語った。琴櫻は連勝で3勝目、王鵬は2連敗。大の里は5勝目。
全国の気象情報を伝えた。
風邪に注意を促した。