- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像。
アプリを使ったオンライン診療のサービスを提供している東京・渋谷区の会社。インフルエンザの流行前に平日、平均700人程度だった利用者は、年末年始を挟んで1500人程度と、2倍余りに増えているという。薬は翌日以降の配達か、希望する調剤薬局で受け取るか選べる仕組みで、調剤薬局での受け取りの場合は、医師が電子カルテシステムで処方箋を作成すると自動的に薬局にFAXされる。一方で、調剤薬局では、オンライン診療で出された処方箋に対応できないケースも出ている。この薬局では、せき止め薬などおよそ200品目で、2年以上前から供給が不安定な状態が続いているが、近隣の医療機関がよく処方する薬を把握して在庫管理に努めている。また、医療機関側も調剤薬局の状況を踏まえて、処方する薬を決めるため、対応に困ることは少ない。ただ、オンライン診療の場合、薬局の在庫状況が分からないまま処方箋がFAXで送られてくることも多くある。そのため、在庫がなく、医師に処方された薬を出せないケースが起きがちだという。
阪神・淡路大震災からあすで30年。阪神淡路大震災の犠牲者や、その後亡くなった被災者などの名前が記されている、神戸市のモニュメント「慰霊と復興のモニュメント」。きょう、新たに2人の名前が遺族によって加えられた。
阪神・淡路大震災からあすで30年。震災で街の中心となっていた商店街が全焼するなど、大きな被害が出た神戸市長田区の新長田地区。神戸市はこの地区の復興を最重点に掲げ、総事業費2277億円を投じて投じて、44棟の商業ビルなどを建設する大規模な再開発を行い、にぎわいの創出も期待されていた。この地区で飲食店を営む横川昌和さん。当時の店舗は、震災で全焼した。仮店舗での営業を経て、2003年に再開発ビルの商業施設に県から5000万円の融資を受けて、店を構えた。しかし、にぎわいは戻らず、現在の売り上げは震災前の3分の1ほどで、借金の返済が20年先まで続く見通し。多額の予算を投じた再開発事業で、なぜにぎわいは戻らないのか。そもそも当初は2003年度に完了する計画だったが、土地の買収が難航したことなどから、完了したのは去年11月だった。神戸市は、再開発の長期化で地域を離れた人が相次ぐ一方で、市中心部や大阪へのアクセスのよさから、人口は増えたが、地元で過ごす時間は短いことや、店舗が再開発ビルに分散したことなどが影響しているのではないかと見ている。このため、市が所有する商業スペースはおよそ6割が売却できていない。再開発事業などを行うため、兵庫県や県内の自治体が発行した地方債、自治体の借金が重くのしかかっている。兵庫県によると、国や自治体などから総額およそ16兆3000億円が投じられ、このうち3兆円余りは地方債で賄った。兵庫県と神戸市など10の自治体では、昨年度末の時点の残高は、合わせて2800億円余りで、神戸市などは2040年度まで返済が続く見通し。
南海トラフ巨大地震が、今後30年以内に起きる確率が80%程度に引き上げられたことについて、林官房長官は「切迫性が高い状態であることに変わりはなく日ごろの備えをしっかり行うことが重要」。その上で、人命最優先の防災立国を確立する必要があると述べ、防災庁の設置に向けた検討など、災害対応の強化の取り組みを着実に進める考えを強調した。
半導体の受託生産で世界最大手の台湾のTSMCは、去年1年間の決算を発表し、AI人工知能向けの最先端の半導体の需要が伸びたことなどから、売り上げ、最終利益とも過去最高となった。売り上げは前の年より33.9%増加し13兆7600億円余り、最終的な利益は39.9%増加しおよそ5兆5800億円だった。
野球界の発展に功績を残した人をたたえる野球殿堂に、数々の偉業を成し遂げたイチローさんなど4人が加わった。イチローさんは、オリックスでプロ野球史上初のシーズン200本安打を達成し、7年連続で首位打者を獲得した。2001年には大リーグマリナーズで新人王とMVPを同時に受賞。その後、今も破られていない262本のシーズン最多安打記録を打ち立てた。日米通算4367安打を積み重ね、米国野球殿堂入りの候補者にも選ばれている。このほか、中日で前人未到の通算1000試合登板を達成した岩瀬仁紀さん。ホームラン王3回のミスタータイガース、掛布雅之さんなど、合わせて4人が新たに殿堂入りを果たした。
大相撲初場所、5日目。中入後の勝敗を伝えた。
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秋田の中継映像とともに、全国の気象情報を伝えた。
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イチローさんは野球殿堂入りのスピーチで阪神・淡路大震災について触れた。当時21歳ではじめて命について考えさせられた、被災者として経験した思いと子どもたちに伝えていけたらと話した。