能登半島地震からまもなく1年。土砂崩れの被害を受けたトンネルのう回路がきょうから通行できるようになるなど、少しずつ復旧が進んでいる。そして現地では、被災した人たちの心に寄り添い続ける人もいる。取り組んでいるのは、思い出の品の救出活動。石川・輪島市門前町と市の中心部を結ぶ国道の中屋トンネル。きょうから地元の住民や緊急車両に限って、う回路を通行できるようになった。中屋トンネルは、能登半島地震で通行止めになり、復旧工事が進んでいたが、9月の豪雨で大規模な土砂崩れが起きた。トンネルの通行再開は、来年夏ごろになる見通し。