全国の百貨店や飲食店など100万以上の加盟店で利用できる「JCB商品券」だが、偽造品が相次いでいる。先月4日、東京・新宿の金券ショップではニセ商品券を100枚持ち込んだとのことで暴力団組員の男が逮捕された。大阪でも同様の偽造商品券が約1万枚金券ショップに持ち込まれている。作りが精巧で金券ショップのスタッフですら気付かず買い取ってしまうケースも相次いでいる。唯一見抜ける方法は裏面の利用可能店舗欄。「そごう」が「そでう」になっているなどよく見ると店名が間違っている。捜査当局などは手がかりはなく、“流通”規模も不明としている。とある暴力団幹部は「過去に中国でつくられたJCBギフトカードの偽造品を密輸したことがある」と話していた。実際に去年、関西空港でJCBギフトカードの300万円分を密輸しようとした男が逮捕される事件もあった。捜査関係者は今回のニセ商品券は全国的にかなりの枚数が確認されており、背後にはブローカーや大きな犯罪組織がある可能性があるとしている。私達がニセ商品券と知らずに使ってしまっても詐欺や偽造有価証券行使等といった罪にあたり、実際に逮捕者が相次いでいる、などと伝えた。
住所: 大阪府泉佐野市泉州空港北1
URL: http://www.kansai-airport.or.jp/
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