中国・陝西省にある華山からの中継。多くの中国人登山客が訪れている。お目当ては、花崗岩でできた山々の景色。岩の白色と木々の緑色のコントラストなどが魅力。登山道は、岩を削り出した階段が目立つ。急勾配で、ほぼ垂直に登る階段もある。軽装の人も目立ち、はだしで登る人もいた。山頂にある「赤い布」には、願い事が書かれている。家族の健康を願ったものや、愛のメッセージが書かれたものもある。縁結びを願い、南京錠がついているものもある。華山は、道教の聖地としても知られている。世界一危険な登山道と言われている場所には、岩沿いに細い道が設けられている。命綱などをつけ、安全に注意して進む。断崖絶壁に、幅数十センチメートルの木の板が打ち付けられている。柵などはなく、岩に設置されたワイヤに命綱をつけて進む。標高は、約2000m。映えスポットにもなっていて、写真撮影をする人もいた。通常の登山道と違って、有料となっている。