青森ねぶた祭初日。ねぶたをデザインした中学生、そこには能登半島地震で被災した人たちへの思いが込められていた。旧暦の七夕に行われていた灯籠流しが変化したものとされているが起源は定かではない。長い歴史において初となる試み。甲田中学校2年・高橋悠真さんが考案したねぶた「龍神と大鯰」。青森市内の小中学生を対象に原案を公募して選ばれた。絵をもとにねぶた師・内山龍星さんが構図や色彩を整える。今回初めてとなった原案から制作に携わる試みは伝統文化への関心を高めてもらうのが狙い。このねぶたには能登半島への思いが詰まっている。当初被災地で運行することも検討されたが道路状況などから断念。石川県志賀町から小中学生を招待。