今年7月に山梨・静岡の両県で山開きを迎えた富士山の夏山シーズンはきょうが最終日。山梨県側の5合目では時折霧が立ち込める中、最後の夏山を楽しもうと登山者が訪れていた。富士山の山梨県側では去年から5合目の登山口にゲートを設け、弾丸登山や混雑を防ぐための規制を実施。今年は1日の登山者数の上限を4000人とし、登山者1人あたりの通行料を4000円に引き上げた。5合目のゲートを午後2時~翌日の午前3時まで閉鎖している。県によると今季山開きした7月1日からきのうまでに5合目のゲート通過が許可された人は速報値で14万8856人で、去年の同時期に比べて434人、率にして0.3%程増えている。登山口のゲートはこのあと午後2時に閉まる予定。