非正規春闘は勤務先が異なる非正規雇用の人たちが、個人で加入できる労働組合を通して勤務先の企業に賃上げを求める取り組み。来年の要求について実行委員会は物価高騰で生活が厳しいことや年収の壁を理由に、組合員にも働き控えにつながる動きがみられ、扶養を外れても手取りが減らないよう賃金そのものを増やす必要があるなどとして2年連続で10%以上の賃上げを求める方針を明らかにした。ことしの非正規春闘ではおよそ4万人が117社と交渉してこのうち70社で賃上げを実現し、平均の賃上げ率はおよそ3%から4%だった。
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