- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 志賀隼哉 中山果奈 安藤結衣 田中美都
オープニング映像。
ウィークリーキャスターは山崎淑行。普段はラジオ「NHKジャーナル」のニュースデスクや解説キャスターを務めている。カメラは久しぶりなので、どこを見たらいいのか分からないと話した。
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今年の新語流行語大賞が「ふてほど」になったことについて、ドラマ関連の言葉が大賞を取るのは11年ぶりということやドラマ主演の阿部サダヲ、新語流行語大賞選考委員のやくみつるのコメントを紹介。
きょうから健康保険証の新規発行が停止され、マイナンバーカードと健康保険証が一体化したマイナ保険証を基本とする仕組みに移行する。医療機関ではこれまでの健康保険証なども最長で1年間使用できる。マイナ保険証の利用登録をしていない人などには資格確認書が申請なしで交付される。現場からは戸惑いの声も上がっている。利用者をサポートする態勢を整えている病院もある。
きょうから健康保険証の新規発行が停止され、マイナンバーカードと健康保険証が一体化したマイナ保険証を基本とする仕組みに移行する。国が挙げているメリットとしては、医療情報の共有、デジタル化などがある。健康診断の結果やどんな薬を使っているかなどの情報が全部入っているので本人の同意があれば医療機関で共有して医療ミスなどを減らすことにつながる。今後スマホにもマイナ保険証の機能を搭載する案もあり実証実験も実施されている。期限を迎えてなおマイナンバーカード、マイナ保険証を手にしてない場合、各健康保険組合から資格確認書が交付される。事実上、マイナ保険証、紙の保険証と同じ効力を持つ。有効期限や更新などがあってもマイナ保険証は自動的に更新されていくので、個人で特別な手続きをする必要はない。現在の保険証は月1回提示が必要だが、マイナ保険証になっても月1回の確認は実施するという。今後の課題としては機能や使い方がまだよく知られていない、手続きが煩雑などの声が聞かれる。また来年3月から運転免許証の機能が搭載されたマイナ免許証の機能が付与される。また情報漏洩の懸念もあり、実際に他人の医療情報が他人の名前で紐付けられるというミスも発生している。国に情報を管理されていることへの抵抗感もあるという。デジタル化・集約化された個人情報がサイバー攻撃で抜き取られる懸念もある。
クマの出没についての対策としては、エサになる柿や栗などを早めに収穫する、生ごみを放置しないなどがある。またクマが身を隠すやぶがあると接近しやすくなるのでやぶをを刈ることも大事。ただしクマの生息域と人間の居住地が接近しているので、根本的にクマが降りてこないような対策が求められる。
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JR各社は同じ区間の行きと帰りがセットで長距離の場合、運賃が割引される紙の切符・往復乗車券の販売を再来年3月に終了すると発表した。往復にはならない場合に購入する連続乗車券も再来年3月に販売を終了する。JR各社は往復乗車券と連続乗車券の販売を終了する理由について販売枚数が減っているためと説明していて、今後も時代や環境の変化に合わせてよりよい商品設定やサービス向上に努めていくのでご理解いただきたいとコメントしている。
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非正規春闘は勤務先が異なる非正規雇用の人たちが、個人で加入できる労働組合を通して勤務先の企業に賃上げを求める取り組み。来年の要求について実行委員会は物価高騰で生活が厳しいことや年収の壁を理由に、組合員にも働き控えにつながる動きがみられ、扶養を外れても手取りが減らないよう賃金そのものを増やす必要があるなどとして2年連続で10%以上の賃上げを求める方針を明らかにした。ことしの非正規春闘ではおよそ4万人が117社と交渉してこのうち70社で賃上げを実現し、平均の賃上げ率はおよそ3%から4%だった。
ことしの新語流行語大賞がきょう発表され年間大賞には民放のテレビドラマ「不適切にもほどがある!」を略した「ふてほど」が選ばれた。トップテンには、裏金問題、界隈、初老ジャパン、新紙幣、50-50、Bling−Bang−Bang−Born、ホワイト案件、名言が残せなかった、もうええでしょうなどがノミネートされた。
全国の気象情報を伝えた。
今日のこれミトいては、水色のポインセチア。白いポインセチアに植物用の塗料でスプレーにして色を付けているという。
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大谷翔平が所属するドジャースはワールドシリーズ連覇に向けて早くも新戦力の補強に動いている。ドジャースと5年契約を結んだブレイク・スネル投手は、160キロに迫る球速と鋭い変化球が持ち味。大リーグのレギュラーシーズンで最も活躍したピッチャーに贈られるサイ・ヤング賞をこれまでに2回受賞する実力者。今シーズンはジャイアンツでプレーし、8月には自身初のノーヒットノーランを達成している。来週にはオフシーズンの移籍交渉のヤマ場となるウインターミーティングが開かれる。
球団幹部や選手代理人などが一堂に会しトレードや移籍交渉を行うウインター・ミーティングがテキサス州ダラスで開催される。
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- ウィンターミーティングダラス(アメリカ)
今日のトクシュ~ンは2024被災地のいま。元日の能登半島地震に伴う液状化現象の様子を紹介。液状化のリスクも全国に及んでおり、能登半島地震に伴って液状化現象がみられた地域は石川県のほか、福井県、富山県、新潟県など広い範囲に及んでいる。富山県高岡市伏木地区を取材すると被害が受けた住宅の再建がなかなか進まない現状があった。町の電気店も床下から大量の水や砂が吹き出して床を支える金具が浮いたままの状態になっており床が大きく傾いている。天井にも亀裂が入って窓もきちんと閉まらない状態で、家は中規模半壊と認定された。勝手口が使えなくなってしまい出入りは店の入口のみに。昔ながらの長屋作りの家なので一番奥の部屋から避難する場合、店の入口まで35m移動しなくてはならない。家主の田子健一さんは、愛着があるため家を直して住み続けるつもりだという。家の傾きを直す工事を業者に頼んだのは9月だが、同じような依頼が殺到しており実際の工事は来年11月になってからだという。傾いた家に住む中で体の不調も起きていた。奥さんの田子良枝さんは一日中めまい状態でフラフラするという。また店で働いていた30代の従業員は頭痛とめまいが止まらず退職してしまった。息子家族も同居しており現在は何も症状が出てはいないが、今後息子家族は地盤が安定している別の土地に引っ越す事になった。
元日の能登半島地震に伴う液状化。傾いた家に住む健康被害について富山大学附属病院先端耳科めまいセンター診療科長・森田由香さんによると、目で見る情報と足や耳の耳石の感覚のギャップが自律神経に悪影響を与えることがあるという。主な症状として、めまい、頭痛、吐き気などがあり、個人差はあるが症状が続く場合は医師に相談が必要。近く能登半島地震の健康への影響についてはめまい平衡医学会が調査をする予定になっている。
2024被災地のいま。元日の能登半島地震に伴う液状化。家を再建するメドが立たず、苦渋の決断で土地を離れる選択をした家族を取材。高岡市に住む林真由美さんと母の林金子さんは住み慣れた家を離れて3月からアパートで仮住まいをしている。林さんたちの家は液状化で床下から砂と水が溢れ出し傾いたため大規模半壊と認定された。直して住むのは難しいとのことで行政が費用を負担する公費解体を決断した。その準備のため時々家に帰って家財を必要なものと不要なものに仕分ける作業を続けているが5世代に渡って住んできた家なのでなかなか片付かない。当初は解体したら同じ場所に新しい家を再建したいと考えていたが解体の日程はいまだ決まらない状態。解体を待つ間も家の傷みは進んでいる。高岡市はいくつかの地区ごとに液状化対策を行う予定だが、工事の方法や住民の費用負担などはまだ決まっていない。林さんたちは元の場所で暮らすのを諦めて別の土地で家を探さざるを得ないと考えるようになった。
2024被災地のいま。元日の能登半島地震に伴う液状化。高岡市では液状化対策を国の補助を受けて行う予定だが、工事の方法について大きく2つ検討している。一つが地下水を汲み上げて地下水位を下げる地下水位低下工法、もう一つが地中壁を埋め込んで囲う格子状地中壁工法。高岡市のスケジュールでは、9月まで地盤調査などを行ってきており今後専門家などと検討して追加の調査を行いながら今年度中を目処に、工法の選定と住民への説明をしたいとしている。地盤強化には住民の合意なども必要となるため対策が完了するまでには数年かかる見通し。東京電機大学名誉教授・安田進さんは砂の地盤、ゆるく堆積、地下水位が浅いという3つの条件がそろうと内陸部でも液状化が起こり得ると話している。また過去に液状化が起きた場所は再液状化の危険性もあるという。調べる方法はハザードマップの確認で、重ねるハザードマップなどで確認できる。
茨城・ひたちなか市から中継。本日のミッション「令和に誕生。ユニークな神社を探れ!」。訪れたのは堀出神社。ほしいも神社として有名で絵馬やおみくじも干し芋の形。宮司・宮本正詞さんは茨城県が干し芋生産日本一なのでこれからもそれが続いてほしいとの思いで作ったと話した。
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視聴者からのメールを紹介。能登半島地震で通っている障害者施設も液状化の被害を受けたとの話が紹介された。
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