- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 志賀隼哉
オープニング映像。
オープニングトーク。池田伸子が時刻を伝え挨拶した。
仙台市中心部のマーブルロードおおまち商店街から中継。江戸時代から続く歴史がある商人の町。ミッション「商店街に響く“おもてなしの音色”を探せ!」。通りがかった仙台出身だという男性に話を聞くとクラシックピアノがあると話してくれた。
がんの治療で妊よう性を失った夫婦の選択に密着。25歳のとき、胎児性がんという希少がんと診断された男性。抗がん剤治療を始めることになったが副作用で生殖機能に悪影響を及ぼす可能性も。子どもを持つ可能性を残すため精子の凍結保存を決断。治療の過程で子どもを持つ能力、妊よう性を失った。妻は25歳のとき皮膚がんの一種、メラノーマを患い、手術は成功したが妊娠、出産で女性ホルモンが増加すると皮膚の細胞が活性化するためがん細胞も活性化するおそれが。2人はがん患者会で知り合い結婚。不妊治療をし、1年後に妊娠。自分の経験を多くの若い人に役立ててほしいと動画配信や講演活動を続けている。去年12月、妻は女の子を出産した。
江の島記者が経済情報を解説する。きょうは円高が進み1か月ぶりに1ドル149円台となった。けさ発表された国内の物価に関する経済指標が市場の予想を上回ったことから日銀が来月の金融政策決定会合で追加の利上げに踏み切るのではという見方が強まったため。一方日経平均株価は輸出関連の銘柄に売り注文が出て140円あまりの値下がりとなった。
みずほフィナンシャルグループの中にある金融犯罪を防ごうと取り組む専門部署「金融犯罪対策部=キンパン」。みずほ銀行などを口座を通じた金銭のやりとりの中に犯罪に関連したものが紛れ込んでいないかチェック。最新鋭のシステムやAIも活用。犯罪に関連している可能性が高いと判断した場合は口座の利用を止めたり解約するなど警察と強力。口座売買が後を絶たない。みずほフィナンシャルグループ・松原真CCOは「簡単に稼げるおこづかい稼ぎくらいの感覚で手を出している事例も。犯罪に口座を使われたら全ての金融機関で取引できなくなる可能性が高い」と指摘している。同様の取り組みをしている大手金融機関同士では情報を定期的に交換したりと連携も始まっているということ。
NHKの情報提供サイト「ニュースポスト」に寄せられた視聴者からの疑問に答える。「マイナ保険証を使っているがよく分かっていない人もいる。国はマイナ保険証をどのように周知しているのか」という投稿について渡邉千恵記者が解説。マイナ保険証は健康保険証の登録をしたマイナンバーカード。12月2日、健康保険証の新規発行は終了。国民健康保険や後期高齢者医療制度の保険証は有効期限まで使用可能。国があげるメリットは医療情報の共有、高額療養費の限度額超の支払が手続きなく免除、新しい保険証の発行を待たなくてよい(転職など)こと。マイナンバーカードを持っている人は全人口の75.7%うちマイナ保険証の利用登録をしている人は8割。利用率は15.67%。マイナ保険証にを紐づけているかどうかはマイナポータルへアクセスすることで確認できる。利用が進まない背景について、中央大学教授・宮下紘教授は「医療情報は機微性が高いので不安感が国民の間であるのではないか。保険証のひも付けミスが明らかに。個人情報の管理への不安が高まりマイナ保険証の利用率が低迷しているのではと思われる」とコメント。「資格確認書」は健康保険証とマイナ保険証を持たない人に自動的に送られてくる。今の健康保険証と同じく保険で受診できる。申請は不要。医療機関側でマイナ保険証の対応ができなかった場合には資格情報のお知らせが届くということ。手持ちの健康保険証は全てのケースで最長1年間使用できる。専門家はデジタルと紙の並行期間の長さがデジタル化成功へのカギになると話している。「併用期間を長く設けることで徐々にデジタルへの信頼が高まり浸透していくものである」としている。
昭和55年に放送された「よみがえる新日本紀行 琵琶湖・島ぐらし・滋賀県・沖島」を紹介。琵琶湖にある3つの島のうち人が住むのは沖島だけ。漁業の島である。車は島に一台もなく、火事での延焼を恐れてタバコは禁止されている。中学校がないため、子供たちは船に乗って近江八幡市の学校に通っている。帰りに小学校の教師らが乗り込む。沖島小学校に通っているのは校長先生以下7人。生徒は40人。沖島では男は数え年17歳で元服の式を挙げる。長男はその後猟師の道を選ぶのが習わし。8月~10月はゴリという魚の季節。9月24日、島の地引網が始まった。家族だけで漁をしていた若者が大人と一緒に地引網を引くことは昔から一本立ちできるかどうかの試金石だと言われてきた。沖島小学校の秋の運動会は島をあげてのお祭り。島のあらゆる団体が参加するのが習わし。
昭和55年に放送された「よみがえる新日本紀行 琵琶湖・島ぐらし・滋賀県・沖島」を紹介。放送から44年後の琵琶湖東部の沖島を再び訪ねた。今、沖島は観光スポットとして注目されており、観光客と共に増えているのが空き家を利用した移住者。若い世代も6人が移住してきている。40年ぶりに島で誕生した漁師・塚本千翔さんは5年前に移住してきた。塚本さんは近江八幡市に生まれ大学卒業後に東京で就職したが都会が合わずUターンした。移住者との交流会では郷土料理の佃煮と鮒寿司が並ぶ。島民は、新しい風を入れて頂いて次の移住者も増えることが一番だと話した。
46年前の1978年にに放送された「時をかけるテレビ 今こそ見たい!この1本 食卓のかげの星条旗〜米と小麦の戦後史〜」を紹介。この年はは米あまりで余剰米は530万トンにのぼっている。大阪国際空港に米国西部小麦連合会会長・リチャード・バウムが降り立った。東南アジアにアメリカの小麦を売り込むのがバウムと出迎えた曽根康夫の任務だった。昭和29年1月、当時のアイゼンハワー大統領は35人の市場調査団を海外に派遣した。キッチンカーが全国の農村を回って小麦製品のデモンストレーションを行った。日本の学校給食を海外にPRするために作られたニュース映画ではパンの給食が映っている。当時給食は都市部に限られており農村地域への給食の普及にリチャード・ バウムが目をつけ文部省と協力してパン食を普及させた。また講演会や試食会も開かれ米食への攻撃も行われた。番組ではこの後米の消費が落ち込んでいった日本の状況も取り上げている。
本日の募集テーマ「わたしの”ほっとひと息”」について視聴者からのメールを紹介。金曜日がほっとする、嬉しい週末の始まりなどの内容が紹介された。