4月10日に行われる韓国総選挙では、若者の住宅問題が焦点となっている。ソウル市内の半地下物件に住むパク・チャニョンさん。物価高騰や学費ローンの返済もあり家賃に割けるお金は限られているという。韓国では賃金格差が大きいため、大企業への転職を目指しているが、そのためには今の生活を続けながらキャリアを積む必要がある。韓国の政府機関の調査によると、ワンルームマンションの家賃指数は統計をとり始めてから最も高い水準になった。背景には都市部に人口が過度に集中していることなどがある。専門家も早急の対応が必要だと指摘している。