あおさの陸上養殖プロジェクトは、マルコメの松島大二朗さんが新入社員の時から8年がかりで取り組んできたものだという。松島さんいわく、暑さに強いあおさの種の発見に時間がかかったとのこと。あおさの収穫量は1985年の約1400トンから現在は約300トンまで減少している。あおさの収穫は、海上養殖は冬のみだが陸上養殖では通年収穫可能。また陸上養殖なら海上養殖より異物混入のリスクも軽減できるという。陸上養殖のあおさの味は「磯の香りが広がって海上養殖と変わらない」という。栄養素も海上養殖と同じ海水を利用しているので変化はないとのこと。9月から陸上養殖のあおさに順次切り替えられるという。