イスラム組織ハマスは4日、ガザ地区での60日間の停戦案について仲介国に前向きに回答したとし「速やかに交渉を行う用意がある」としている。停戦案では、停戦中の60日の間にハマス側が人質10人と18人の遺体をイスラエル側に段階的に引き渡し、戦闘終結に向けた協議を行うとされている。一方で、イスラエルメディアによると、ハマス側は停戦案に修正を求めているという。イスラエルの首相府は5日夜に声明を発表し、「ハマスによる停戦案の修正要求はきのう夜我々に伝えられた、イスラエルにとって受け入れがたいものだ」と反発した。停戦合意に至るかは不透明な状況。