千葉県香取市で4年ぶりに「栗源のふるさといも祭」というイベントが開かれた。3トン以上のさつまいもが香ばしい焼きいもとして出された。1番人気は「日本一の焼きいも広場」で、もみがらの熱で2時間かけてじっくりと焼き上げる。香取市がある千葉県北総地域は、土壌がさつまいもの栽培に適していて、江戸時代から盛んに育てられてきた。最近の焼きいもブームを牽引している「べにはるか」は千葉県で最も作られている品種だ。富岡さんが作っている「べにはるか」は9月から収穫が始まり、収穫後に全て貯蔵に運んで熟成させているという。貯蔵した「べにはるか」の特徴を活かして、とある工場では、2か月貯蔵した「べにはるか」で干しいもを、干しいもづくりで出た皮で、いもみつを作っている。さらに半年以上貯蔵した「べにはるか」で、焼きいもの天ぷらも作っている。