富山県の老舗金属部品メーカではフライパンなどを作っている。リサイクル材を使用しているが製品を使用している過程ででたアルミ屑を使用し、使用済み製品の回収。ここまでリサイクルをするのは100%輸入をしているアルミ製品の価格の高騰にある。アルミのリサイクル率をあげるのは課題があり、その一つが不純物。シリコンはフライパンを鋳造する時に耐熱性能を高めるために加えられる。これを再び鋳造してリサイクル出来るが高い精度や強度が求められるEVの部品などに型に押し出す加工をするとひび割れの原因に。この解決に取り組んでいるのは富山大学。アルミとシリコンが溶け始める温度差を利用し分離を目指しているが、シリコンはスズの中で溶ける温度がアルミと違って高温でかつ表面に浮いてくるという。この開発した分離技術は特許出願中。