川合は中学、高校、大学とたまたま良いメンバーが揃って良い成績を残すことができたと話した。1985年に富士フイルム・プラネッツに入団すると3年連続日本リーグで優勝。活躍と甘いマスクで人気者になり、川合のスタイルブックも発売された。プロビーチバレー選手としても活躍し、27歳で現役を引退した。すると日本代表はバルセロナ五輪を最後に3大会連続で予選敗退。2011年、眞鍋政義監督からの依頼で女子バレー強化副部長に就任した。女子バレーも低迷期でロサンゼルス五輪以降メダルを逃し続けていたが、川合が関わって1年後のロンドン五輪で女子バレーは銅メダルを獲得した。2022年には日本バレーボール協会の会長に就任した。その年のネーションズリーグでは就任前の11位から5位にジャンプアップし、2023年にはブラジルを撃破し銅メダルを獲得した。その後パリ五輪への切符も手に入れた。去年のオリンピック予選でフジテレビがシャレで川合ののぼりも立てたところ、1試合目を勝利した。のぼりを外した後の2試合目は敗れた。プロデューサーからもう1回立てていいかと聞かれ再びのぼりを立てたところ、その後連勝したという。「ハイキュー!!」もバレー人気を後押しし、現在は空前の男子バレーブームが起きている。