富山・魚津市にある魚津水族館は富山湾の魚を中心に身近で多様な生物を展示している。1913年に博覧会の1会場として設置され、日本で現存する水族館では最古といわれている。継続的に魚の研究も続けている。魚津水族館は老朽化という試練に立ち向かっている。設備は特注品が多く、修理には時間と多額の費用が必要となる。年々修繕費は膨れ上がり、今では年間で5000万円近くをかけて修理を繰り返している。魚津市が毎年1億円以上の予算を補っているが大きな負担で、存続問題が常に話題に上るという。水族館でも経費削減の地道な努力を続けている。そして、最後の手段として打ち出したのがクラウドファンディングだった。仕掛け人はかつてこの水族館で学芸員を務めていた市の職員・伊串さん。知識を生かして具体的な設備や水族館の今をネットで細かく紹介していった。開始直後から募金は集まり12月半ばには目標の2000万円を突破した。
住所: 富山県魚津市三ケ1390
URL: http://www.city.uozu.toyama.jp/suizoku/
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