農林水産省から2月の野菜の価格の見通しが発表された。2月はねぎ、ばれいしょがお買い得だという。農林水産省によると猛暑の影響が収まっていてそれぞれの産地で生育が順調でお買い得になるとのこと。アキダイの秋葉社長は「ネギは1束158円で安定した価格になりそう」などとコメントした。2月に高値になりそうなのがたまねぎ、はくさい、キャベツとなっている。たまねぎは猛暑により生育不良で出荷量が減っている。はくさい・キャベツは暖冬の影響で生育が早まり足元の出荷量が減っている。2月から値上げになる食品は1626品目の見込み。 1000品目超は4ヶ月ぶりとなる。特にトマト関連の値上げが目立つ。背景には世界的猛暑によるトマトの不作がある。カゴメトマトケチャップなど出荷価格は8.5%~16.4%UPする。カゴメトマトジュースなど飲料も6.2%~13.6%UPする。4月にも物流費値上がりで値上げラッシュが見込まれている。卵Mサイズの標準相場は去年5月は350円/kgだったが、昨日は180円/kgとなった。安くなった理由は鳥インフルエンザによって減っていた供給量が戻ってきたことなどがあげられた。業界関係者によると今後は去年のような350円といった高騰はないのではないかとのこと。家庭用小麦も最大4%程度値下げになる。八代さんは「お好み焼を作ってくれと言わんばかりの」などと話した。