鳥取県は7年前から年に2回程度、市町村と連携して家庭で余った食品や飲み物を集める取り組みを行っていて、きょうからは県庁や市町村の役場など計30か所に、食品や飲み物を回収するボックスが設置されている。このうち県庁のボックスには、午前中からインスタントラーメンや水などが持ち込まれていた。今回、回収の対象となるのは、缶詰やインスタント食品、お米など常温で保存でき、賞味期限が2か月以上残っているもの。県によると、寄せられる食品や飲み物は毎年増加していて、昨年度は前の年に比べて1000点近く多い5317点だったという。期間は今月末までで、回収された食品などは県内の福祉施設や子ども食堂などに届けられることになっている。