今月4日に肺炎のため82歳で亡くなった橋幸夫の通夜がきのう営まれ、川中美幸、錦野旦、鳩山由紀夫元総理ら各界から約700人が参列し、別れを惜しんだ。橋、西郷輝彦とともに御三家と呼ばれた舟木一夫。橋の「潮来笠」や「いつでも夢を」などのヒット曲が響く中、祭壇は3万本の花で彩られ、熱海の自宅から見える富士山を再現。橋直筆の書も飾られていた。1960年17歳の時に「潮来笠」でデビューして以来、「流行に乗らず昭和歌謡曲を歌い続けてきた人生こそが財産だ」と語った橋。2023年5月3日に歌手活動から引退することを宣言。一度は歌手活動にピリオドを打った橋だが、翌年には引退を撤回し、“生涯現役”を宣言した。そんな中、今年5月にアルツハイマー型認知症であることを公表。橋は宣言通り病と戦いながらファンの前に立ち続けた。亡くなる約3か月前までステージに立ち続けた。
