大阪関西万博の日本館の内覧会が行われた。日本館は「循環」がテーマで3つの展示エリアからなる。26日には微生物の力でごみが分解されて水に変わることを表現するプラントエリアと藻類や、カーボンリサイクル技術で素材を生み出すことを展示するファームエリアが初めて公開された。日本館では万博会場内のごみを集めて水やメタンガスなどを生み出す取り組みも行われるという。日本館・黒田紀幸館長は「地球環境問題を自分事としてとらえていただき、循環型社会の実現に向け、具体的なアクションをとっていただけるようになると(期待する)」と述べた。建設に使われる木材のおよそ半分は万博終了後に再利用される予定だという。