石破総理が山口和之議員の質問に答弁。高校授業料について。子ども子育て加速プランにおいて、児童手当の抜本的拡充や高等教育日の負担軽減を進めている。大阪・関西万博について。ロシアによるウクライナ侵攻や緊迫する中東情勢など世界が対立分断し内向きになってしまいそうな時に、世界から日本に人々が集まり人類の未来を考えていくことが大きな意義。開催地の夢洲だけでなく全国各地に多くの人々が訪れる流れを生み出していく。全世代型社会保障について。介護保険制度は自立支援や介護予防などを理念としている。この理念の元、地域包括ケアの実現に向けて切れ目のないリハビリテーションの提供、地域の実情に応じた在宅医療の推進などに取り組んできた。これにより高齢者の体力は向上している他、要介護認定率では2014年～2022年にかけて改善傾向にある。さらに近年はデータの利活用で介護の質の向上を図っており、地域における高齢者の活躍の場の促進を合わせて高齢者の自立支援などに向けた取り組みを進めている。
保健医療介護福祉事業における産業競争力強化について。今後アジア諸国を中心に高齢化社会に直面する。高齢化において先行する我が国として海外にもこの分野を展開していく。政府として官民協力による創薬基盤の強化や、医療機器の産業振興拠点の強化を行うと共に、介護分野においては介護機器の開発支援や介護の国際規格の策定の関与などを行っている。医療・介護について。今回の補正予算案ではさらなる賃上げや経営状況の急変などに向けた支援策を盛り込んだ。また、介護人材の確保に向けてICTなどを活用した現場の負担軽減など総合的な対策を推進する。
福島の復興について。東日本大震災復興特別会計の令和5年度の執行率は81.7％で過去2番目に高い割合。今後も予算の適切な計上や効率的な執行に取り組む。安全・着実な廃路や除去土壌などの県外最終処分、帰還困難区域全域の避難指示解除などの課題を乗り越え、確実に復興を実現していくことが重要。