閉幕まで残り15日となった大阪・関西万博。連日20万人以上が詰めかける中、チケットを買ったのに予約が取れずに入場できない“死に券”が問題になっている。閉幕の来月13日までほぼ満員。死に券を持っている人に話を聞いた。死に券は24日時点で少なくとも71万枚。航空・旅行アナリスト・鳥海高太朗は「会期が始まる前に企業が購入したチケット、日付の予約が入っていないチケットが使われずに大量に残っている状況。一般の方が買われたチケット、終盤に行こうとしたら予約が取れなくて死に券になりそうだ、この2つが大きな要因になっている」などと話した。木曜、博覧会協会は死に券の救済措置として「会場の東ゲート前で未利用チケットを正午以降に入場できる当日券と交換する」と発表。
