ことしのアカデミー賞で、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞、「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞を受賞した。視覚効果賞とは、VFXを用いた作品に与えられる賞。 「ゴジラ-1.0」は日本映画として初の受賞となった。CGはキャラクターやモノなど全て0から作り上げるもので、VFXは実際に撮影した映像にCG映像を合成するもの。山崎貴監督は「僕が今まで作ってきた映画の集大成になっていると思います」と述べている。「ゴジラ-1.0」のVFX映像はスタッフ35人8か月でハリウッド作品の10分の1の費用で作り上げた。橋下徹は「僕は芸術・文化の補助金をだいぶ削っていた。こういったコスパが世界を牽引していってくれると思っている」と話した。