イスラエルを訪問中の米国のブリンケン国務長官は1日、ネタニヤフ首相らと会談し、すべてはハマス次第だと述べ、イスラム組織ハマス側に対し人質解放を伴う戦闘の一時休止をめぐるイスラエル側の案を受け入れるよう改めて求めた。またパレスチナ自治区ガザ地区南部のラファでの地上作戦をめぐり、軍事作戦をせずにはマスに対応する方法がありイスラエル側と協議していると述べ、回避にむけて協議を続ける意向を示した。一方ネタニヤフ首相は会談で、恒久的な停戦は受け入れられないと述べたうえで、ラファでの地上作戦を行う姿勢を崩さなかったという。AP通信はハマス側が2日までに返答する意向を示していると伝えていて、ハマス側の対応が焦点となる。こうした中イスラエルとガザ地区北部を結ぶエレズ検問所が1日に再開し支援物資をのせたトラックが通過した。イスラエル側は1日に約500台のトラックが通過する計画だとしている。
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