キャンプ2日目がスタート。3314人の応募から選ばれた153人の中高生が参加。強豪校のトップ選手だけでなく特別に招待されたのが一人親家庭でバスケに打ち込む中高生。中学生のきょうだい、アイシャさんとマナンくん。同じ境遇で日本と海外にルーツをもつ八村からサプライズメッセージ。キャンプ初日には憧れの八村が目の前に。夢の初対面を果たした2人、キャンプ2日目の目標を聞いた。マナンくんは「八村選手に教えてもらって新たなスキルとかも習得したい」と話し、アイシャさんは「今日はきのうよりももうちょっと頑張ってうまくできるように、楽しみながら頑張りたい」と話した。キャンプ2日目は八村が実際に試合前に行う20分間のトレーニングをサプライズで披露。休憩中もフリースローを続けながら20分間は座ったり水を飲んだりしない。憧れの選手からの指導に思わず笑みがこぼれる選手。中学校にバスケ部がなく、公園などで練習している姉・アイシャさん。八村はアイシャさんに顔を上げながらシュートを打ったほうがいいとアドバイス。アイシャさんは「NBAプレーヤーの人から直接アドバイスを受けるなんて絶対ない。全部のプレーを教えてもらったことを生かして今後プレーしたい」と話した。同じ境遇で世界で戦う八村についてマナンくんは「周りから外見のことで嫌なことを言われた時があった。八村塁選手はそんなことを言われてもNBAで活躍できるうまい選手で塁選手は憧れの存在」と話した。アイシャさんは「私でも塁選手みたいに努力したらビッグスターになれるんだって。今後も一生憧れのスーパープレーヤー」と話した。八村が未来の日本代表に託した思いは子どもたちの胸に深く刻まれた。八村は「世界でプレーしてスポーツを通して日本と海外にルーツを持つことがどれだけユニークですごい能力があるということが海外に出た分かりました。僕のこういうとこを見て元気づけられるモチベーションになってくれたらいい。本当にバスケで日本が強くなってほしい」などと語った。