中国の習近平国家主席は17日、北京市内で大手民間企業トップとの座談会に出席した。こうした座談会の開催はおよそ6年ぶり。座談会にはファーウェイ、BYD、シャオミ、テンセントなど中国を代表する企業のトップなどが参加した。また生成AIを手掛けるディープシークの創業者の姿もあった。中国を代表する企業家であるアリババのジャック・マー氏も招かれ中国国営中央テレビが伝えた映像では習氏とマー氏が握手を交わす場面もあった。習指導部は民間企業の統制を強め、アリババは締め付け対象の代表格だったが、中国を代表する企業家のマー氏を招くことで、民間の力を借りて経済の活力を取り戻そうとしているとの見方もある。