株式相場の動きについて高橋諒至さんに中継し、話を伺った。年末年始を挟む先週は、市場の参加者は少なく、経済指標や決算の発表もほとんどなかったため、大きな方向感は出ず株価は下落した。一方、今週は各企業による投資関係イベントが複数予定している他、経済指標の発表も増えるという。台湾の鴻海精密工業が好調な月次売上高を発表し、半導体株が買われた。材料が増え、本格的な方向感が出てくるのはこれからと考えている。今後、マーケットの方向性を見る上でのポイントは、今年も年初からNVIDIAに投資家の注目が集まっており、S&P500は去年・一昨年と連続で2割強の大幅上昇となったが、NVIDIAは高勝率トップ3にランクインした。鴻海もエヌビディア向けのAIサーバーを手掛けていて、今年も株式市場の方向性を決める銘柄となりそうとコメントした。