千葉・印西市にあるデータセンターと呼ばれる施設。大手のクラウド事業者などにサーバーを置く場所を貸し出し、電力供給や空調の監視などを担っている。ChatGPTに代表される生成AIは、多くの電力が必要。生成AIは、大量のデータ学習に電力を消費。そのデータをもとに答えを導き出す際にも、また大量の電力が必要。サーバーが熱を帯びるため、電力を使って熱を冷やす必要もある。データセンターでの消費電力は、開業した当初の6倍なったが、今後AIの普及などに伴い、新たな施設を建設する予定。データセンター運用会社・近藤孝至さんは「スマホでちょっと何かするだけでもデータセンターのコンピューターが働いている、利用者も増え、サーバーの電力使用率も増えるので、指数関数的に電力需要は上がっていくとみている」と語った。