予選ラウンド4位の日本は、東京五輪銅メダルの強豪アルゼンチンと対戦。負けたら決勝ラウンド進出が危うくなる大一番。高さで勝るアルゼンチンが高橋、石川両エースに立ちはだかり、接戦で2セット連取され日本はあとがなくなる。その状況を変えたのが、高橋の言葉だった。言葉通り積極的に攻めて、得点を決めると、落とすことのできない第3セットを取る。第4セット、1点を追う場面でチーム最年少甲斐がリリーフサーバーで登場し、サービスエース。第4セットも奪いフルセットへ。最終セットも1点を争う接戦の中、ここぞの場面で決めたのはチームの得点王宮浦。日本はフルセットの末、大逆転勝利で決勝ラウンド進出へ大きく前進した。7勝目をあげた日本は3位に浮上。今夜1位のブラジルと対戦する。
