鹿児島県の種子島宇宙センターで、日本の新型帰還ロケットとして30年ぶりに開発されたH3ロケット2号機の打ち上げが成功した。搭載する3つの衛星の切り離しに成功した。H3ロケットは、H2Aロケットの後継機として開発された。H3ロケットはH2Aロケットと比べて、打ち上げコストは半分ほどの50億円。H3ロケットは日本の宇宙開発の切り札として期待されたが、去年打ち上げられた1号機は、2段目のエンジンに着火が確認されず、失敗。JAXAは原因の究明と対策を講じ、約1年後のきのうH3ロケット打ち上げを成功させた。宇宙ビジネスにおいて日本が競争力を高められるか注目だ。