草津温泉は370万人が訪れるとともに、にっぽんの温泉100選でも22年連続で1位となる観光名所となっているが、変化も見られるという。自然湧出量日本一であり大露天風呂も名物となっているが、若い世代も多く足を運んでいる。赤城牛などグルメも目白押しだが、その背景には一体となって改革を進めていることがある。焼印を押して可愛らしく仕上げた団子など、SNSには草津温泉の画像も多数寄せられている。ナカヨシ堂はかつては昔ながらのお土産を揃えていたが、今では若い世代向けの映えるメニューも多く並んでいる。湯畑はライトアップが行われるのも見ものとなっていて、グラデーションの照明を採用したことでより幻想的な姿が見られる。街を上げての観光改革は現在の町長が就任したことがきっかけで行われたといい、2013年にはこれまで湯畑の間近にあった駐車場が石畳の広場へと代わり、冬は雪灯廊が輝くようになる。西の河原公園も整備が進められ、足湯として楽しむことができるようになった。裏草津には顔湯という温泉の蒸気を顔に当てて楽しむ設備が名物となっているが、石灰石にペンキでイラストを描いて温泉に2日浸けると温泉の強酸性が絵の描かれていない部分を溶かすことで絵が浮き上がるというお土産も人気となっている。福田俊介さんは最年少で事務局長に就任すると、ここ1年はTikTokのショートドラマで魅力をアピールしてきた。観光庁が地域の観光強化を推進する高付加価値化事業による支援を受けながら、旅館もリニューアルも進めていて、ホテル 一井では部屋から湯畑を眺められるのが特徴となった。
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