三陸特産のワカメなどの海藻を巡っては、ブルーカーボンビジネスに活用する狙いもあるという。海藻は水中の酸素濃度を測定する機会とともに入れられ、機械が10分に1回水中の酸素量の計測を行うものとなっている。ワカメの生産量は漁師の高齢化などから20年で半減してしまったが、新たな史上としてブルーカーボンビジネスに乗り出そうとしている。漁業者や市民団体は削減した二酸化炭素をクレジットとして販売するものとなっているが、海藻による二酸化炭素の吸収は把握が難しく参加団体は全国で41に留まっている。そこで漁業の活発化に向けてに数値を把握しようと研究しているのだという。ワカメの食用となるのは中央部分に限られるが、残された部分が海底に堆積した後も二酸化炭素の削減でき、これをブルーカーボンビジネスに活用するのだという。海藻による二酸化炭素吸収は海外でも注目されているのだといい、外国人による視察も行われている。三陸の海藻が新たなビジネスとなるのか注目となる。