三井物産ではエヌビディアから購入した1台1億円の最新式スーパーコンピューターを計6台所有。処理能力は通常PCの数万倍。三井物産はスパコンを製薬会社に定額契約で貸し出し、製薬会社はオンラインでスパコンに接続し研究開発に使う。新薬を作るためには500億以上の薬の候補となる物質から適合するものを探し出す必要があり、スパコンの活用で2~3年の作業期間を半年程度に短縮したい考え。三井物産は12月から試験的な運用を始め、2024年2月から正式に開始。今後3年で製薬会社や医療機器メーカーなど10社以上の顧客獲得を目指す。